ヒトリダチ

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2012年9月7日(金) 晴れ のち 雨

奈良市内の散策とカフェ「くるみの木」

吉野を見学した翌日は、奈良市内に移動。今日は奈良で有名なカフェ「くるみの木」に行ってきました。

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去年の旅の途中、北海道で出会った人が今年の4月からこのカフェで働きはじめたこともあって、今回行くことに決めていた場所です。

大変人気のあるところで、平日のお昼でも2時間待ってようやく席が空きました。でもここには、カフェとは別の建屋で雑貨のお店が2つあるので、それらを見てまわっていたらすぐに時間が経ってしまいました。

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石川県金沢市に「福光屋」という老舗の酒屋さんがあります。現在はお酒をはじめとした米発酵のさまざまな商品をつくっているところですが、今日から3日間くるみの木で出店イベントをやっていて、ランチも福光屋のお酢や麹、金沢名物「加賀野菜」を使った特別メニューになっていました。ご飯も名物「五郎島金時」の炊き込みご飯で美味しかった。

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くるみの木の知り合いの方は、今日は休日だったのですが、奈良を案内してくれることになっていて、食事のあとに待ち合わせて久々に再開しました。

春日大社や大仏殿、近くの商店街を散策しながら、去年のことや今の仕事のことなど、いろいろお話しました。旅先で会った人にこうやってまた会えるのはとても嬉しいし、少し自分の世界が広がったような感じがます。
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by nipponhike | 2012-09-19 19:06 | ■日記

2012年 9月6日(木) 晴れ ②

世界遺産 吉野山の宿 「歌藤」

今回の旅の1日目は贅沢に、旅館に泊まることにしました。世界遺産の吉野山の山中に建つ旅館、「歌藤(かとう)」にお世話になりました。

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この旅館は、今回いろいろお世話になっている磯崎さんに紹介していただきました。現在は30代の若い女将さんと旦那さんが先代から引き継いでやっているようです。

奈良県には「大和野菜・大和料理」というのがあるようで、京都で有名な「京野菜」は、実は大和野菜を京都に持っていったところから始まっているそうです。大和野菜に比べて京野菜が有名なのに対して女将さんは「京都の人の方が商売人だったんですなぁ」と言ってました。

夕飯は、大和野菜の天ぷらや鮎の塩焼き、アマゴのおつくり、吉野葛(よしのくず)を使ったとろみのある鍋物、などなど、全てが美味しかったです。
朝ごはんは、焙じ茶がゆや作りたてのだし巻きたまご、吉野で一番老舗の味噌屋さんのお味噌を使った味噌汁、炊きたてご飯がすすみます。魚をその場で焼く物があったのですが、川魚は皮から焼いて、海の魚は身から焼くと美味しく出来るのだそうです。初めて知りました。

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この旅館の一番特徴的なのが、樹齢約130年の吉野杉・檜の丸太で造られたログ館です。写真はホールで、部屋は壁面がログの和室になっています。しかも、このログ館は先代の夫婦の手づくりによるものだそうで、驚きました。

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旅館・歌藤には、長野県在住の自然保護活動家であるC•W•ニコルさんも訪れたことがあるようです。ニコルさんも吉野の森林が気になったのでしょうか。
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by nipponhike | 2012-09-14 05:35 | ■日記

2012年 9月6日(木) 晴れ ①

奈良県吉野町に行ってきました。

ルヴァンは9月5日から11日まで夏休みです。この休みを利用して、奈良県で有名な吉野杉や吉野檜に関わっている方々のお話を伺いに行ってきました。

奈良県の中心部に位置する吉野町周辺では、木目がとても細かく均一で、節が少なく香りの良い「吉野杉」や、「吉野檜」が有名です。
今回は、これらの山の管理や木の製材、商品開発や販売などを行っている吉野町の製材所や製箸所の見学、林業家の方にお話を伺うことが出来ました。

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吉野町には製材所や木工所、製箸所などが集まっています。製材所と言っても、杉を切るところと檜を切るところ、板を切り出すところと柱を切り出すところ、銘木を切るところなど、それぞれが専門の製材所に別れていると聞いて、規模の大きさに驚きました。

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これは吉野杉の板。木目が細かく均一、色も綺麗で、最上級のものだそうです。
むかし、吉野杉はお酒や醤油・味噌などの醸造品の「樽・桶」として使われていました。特に日本酒を扱う際、他の地域の杉に比べて色や香りが移りにくく、目が詰まった木材は水にも強い特性があったため、大変重宝されたそうです。現在ではステンレスや琺瑯の容器に変わってしまったために、樽材としてはほとんど使われていないようですが、最近では60年ぶりに吉野杉の木桶で吉野の日本酒をつくり、イベントなども行っているようです。

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これは製材所で使われている大きな電動ノコギリの刃。この部屋には刃を研ぎ直す設備があり、大きな刃がいくつも保管されていました。

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山で伐って運ばれた木は製材所で柱や板になり、その時に出る端材は製箸所で割箸になります。その割箸づくりで出る木の端も、乾燥工程のボイラーの燃料として使われます。この吉野町では、木材は余すところなく使い切る仕組みが出来ていました。

この他に木材加工所の方や林業家の方にもお話を聞くことが出来ました。30代の若い方が多く、ペレットストーブの推進やインテリア木材の特殊加工、杉と檜のiphoneカバーなど、吉野の木を通してこの地域全体を盛り上げていくエネルギーが伝わってきました。

今回は、吉野材の商品開発や企画を行っている磯崎さんに、半日かけて吉野の木に関わる方たちの現場を案内していただきました。また、吉野が歌舞伎の舞台になっている「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」についてなど話してくださり、歴史と文化と産業が深く関わる吉野の魅力を教えていただきました。お忙しいところ、ありがとうございました。
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by nipponhike | 2012-09-12 03:12 | ■見学