ヒトリダチ

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2011年 9月17日(土) 雨 のち くもり

「池田千鶴子 ハープコンサート」

朝、富良野を出発して旭川の陶芸家の工藤さんの家に向かいました。今日は音威子府(おといねっぷ)という村で行われる「ハープコンサート」に連れて行ってもらえる日です。演奏者は「池田千鶴子(ちづこ)」さんという、京都を活動拠点にしている方です。

池田さんと工藤さんは20年ほどの付き合いで、今回は音威子府村の役場の人と工藤さんの企画で演奏会を行うことになったそうです。

音威子府村は人口850人ほどの村ですが、ここには「美術工芸高校」という、芸術家や家具職人を目指す若者が集まり勉強できる、道内唯一の工芸科高校があります。そして、クロスカントリースキーで強い選手を育てているのでも有名だそうです。アイヌの彫刻家「BIKKY」さんのミュージアムもあります。北海道に滞在していると、魅力的な村や町がたくさんあることに驚かされます。

ハープというものを見るのも聴くのも初めてでしたが、音色が優しかったり悲しかったり、とても柔らかい気持ちになれました。ハープの余韻を楽しんでくださいと言っていましたが、それも何となくわかった気がします。ハープは僕よりも大きく、メープルとアカマツで出来ていて、細かい手彫りの彫刻などが施されています。値段を聞いたら400万円と教えてくれました。

池田さんは元気な人で、北アルプスの縦走などの登山経験があり、4輪のレースも好きで、鈴鹿サーキットによく行くそうです。

すごいことに、北アルプスの山の頂上でハープコンサートをやったことがあったり、オンネトー湖の水の上で演奏したりなど、いろんなことにチャレンジしている面白いハープ演奏者でした。

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準備中の光景。ギターのように音合わせをしていました。
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by nipponhike | 2011-09-19 12:02 | ■日記

2011年 9月16日(金) 晴れ

屋根にトタンを張りました

今日の富良野は晴れました。山に囲まれている関係で、ここだけポッカリ晴れることがたまにあるそうです。ということで、半分出来た屋根にトタンを張っていきます。

最近は雨が多くて作業の遅れが心配でしたが、ここ3日くらいで取り戻せたということで良かったです。

またさんは全国を旅しながら大工をやってきて、富良野に落ち着いたそうです。昔は競馬の調教もやっていたと聞きました。あの有名な武豊(たけゆたか)さんも知り合いだそうです。

そして、ニュージーランドで3ヶ月ほど大工をしていたこともあり、是非行くといいと勧められました。ニュージーランドは自然の再生や社会福祉、教育に対して国民の意識がとても高い国で、ものを大切にする人も多い。人生の大切なことを学んだと言っていました。
ということで、来年ニュージーランドに行って来ようと思います。

この1週間で、またさんにいろんなことを教えてもらいました。来週も少し手伝いに来る予定です。

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by nipponhike | 2011-09-16 18:39 | ■日記

2011年 9月15日(木) くもり のち 雨

屋根が出来てきました

双子は熱が下がって、久々に2人一緒に保育園へ行きました。なので今日は一日中、大工の作業をしました。

明日から雨が降ってしまうため、屋根の半分には板を付けたいということで、頑張りました。電動丸ノコを使っていると、学校の作品制作を思い出します。

僕は一応、美術大学を卒業しています。そしてかなりの劣等生でしたが、社会人になってからは頑張れていると思います。大学や会社で得たことが今に活きているので、結果的には良かったです。

板の長さを整えてから、屋根にいるまたさんに渡す作業を繰り返すうちに、片側にひとつの面が出来上がりました。明日はここにトタンを付けていきます。このヤギの家は、天気が良ければ来週中に完成するそうです。

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by nipponhike | 2011-09-16 07:44 | ■日記

2011年 9月14日(水) 晴れ

留守番と大工手伝い

今日は引き続きウーファーで、午前中は双子の一人と家で留守番。午後からまたさんの仕事を手伝いました。

数日前に4才の双子のひとりが熱が出て、治ったと思ったらもうひとりが熱を出したので、午前中は親が帰ってくるまで一緒にビデオを見てお留守番です。ピクサーの「カーズ」に泣きそうになりました。

午後から大工の手伝い。現在、ヤギの家を建てているところで、普段はまたさんひとりで作業しています。僕は、電動丸ノコで屋根に使う木材の端を斬っていく作業をしました。電動ノコでも、基本は手ノコにあることや、道具の安全な使い方から教えてもらいました。なんだか見習い気分で楽しいです。

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by nipponhike | 2011-09-14 21:13 | ■日記

2011年 9月13日(火) 晴れ のち 雨

「ウーファー」

今日はまたさんの家のお手伝い。住み込みで仕事する人を「ウーファー」というらしいです。今週の金曜までウーファーです。

午前中は現場で木材運びや掃除、午後は家の畑でジャガイモの収穫をしました。両方とも殆ど経験がないですが、新鮮で楽しいです。

柔らかい土を掘り起こすと、ジャガイモがゴロゴロ出てきました。自宅に畑があるのが羨ましいです。他にはナスやカボチャ、トウキビやズッキーニ、キュウリやミニトマト、家で良く使う野菜が育てられています。新潟の先輩の家に行ったことを思い出します。

都心では「半農半X」と言われるような農と仕事の両立が、こちらでは日常的に行われているようです。

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by nipponhike | 2011-09-14 08:47 | ■日記

2011年 9月12日(月) 雨 のち くもり

再び またさんの家へ

昨日の昼頃にまたさんから連絡があり、手伝って欲しいことがあるということで、その日のうちに富良野へ戻りました。

次の土日に、旭川の陶芸家である工藤さんに会う約束があるのですが、その間の時間にアルバイトでもやろうと思って、またさんに富良野で日雇いがないか聞いていたこともあり、金曜日まで富良野でお手伝いさせていただくことになりました。

今日は天気が悪かったのと、またさんに他の用事があった関係でお手伝いは無く、バイクの部品注文をした後、昼寝をしました。疲れが出ていたのか、ぐっすり眠ることが出来ました。

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by nipponhike | 2011-09-12 21:11 | ■日記

2011年 9月11日(日) 晴れ

「エコ環境展 in 旭川」「田中 優さん 講演会」

今日は、旭川駅の近くで環境保全に関する展示イベントや講演会があったので、行ってきました。NPOもりねっとも参加しています。

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旭川市市民活動交流センター「CoCoDe」で行われた環境展は、環境団体による活動や商品、企業が提案する環境に配慮した製品などを紹介、販売していました。太陽光パネルやエコキュート、木質ペレットストーブ、手づくり体験コーナーなどがありました。

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屋外には、三菱と日産の電気自動車が展示されていました。残念ながら試乗は出来なかったです。

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今日、僕が一番興味があったのは「田中 優」さんの環境講演会です。田中さんは、地球温暖化やエネルギー問題、原発の問題を訴え続け、環境問題と経済問題を同時に良くしていく仕組みを思案し、提案している人です。2時間の講演を僕なりにまとめてみました。

化石燃料を始めとした天然資源があと数十年分しかないことや、それを奪い合うように戦争が起きていることの話から始まりました。
二酸化炭素などの温室効果ガスの殆どは産業が排出していること。ここで驚いたのは、一般家庭は全体の20%ほどの排出らしく、発電所や工場の排出を抑えない限り温暖化の解決はしないようです。日本家庭のライフスタイルについては既に世界で一番省エネな生活をしているそうです。でも僕はみんなの意識は大切だと思います。

そうして話は原発問題に入っていきます。なぜ地震の多い日本で、リスクが高い原発をつくるのか。それは電力会社のお金の仕組みが影響していて、高額な施設をつくるほどみんなからお金を貰えるようになっているからです。架空のニーズと施設をつくった結果、他の国の2倍ほどの電気料金になっているというのです。
しかも、コストが安いとされてきた原子力は今までの発電の中で最も高く、以前はキロワット時6円くらいだと言われてきたのが、本当は16円~20円で一番高いという事実が明らかになりました。

では今後どうしていくか、田中さんは自然エネルギーへの転換の前に「節電」が重要と言っています。電気は貯められないから年間のピーク時に合わせてつくるので、それを抑えれば全体の発電が抑えられる。そのピークの9割をつくっているのは事業者で、家庭では使っただけ単価が高くなるのに対し、事業者では安くなる仕組みが消費量を増やす原因になっているそうです。
そしてピーク電力の25%の発電所を減らすことは可能で、原発の設備は20%くらい。今までは必須と思われてきた原発が、少し工夫で必要なくなる。つまり推進、反対の以前に無くても大丈夫ということです。いつも問題になるダム建設も、原発の余った電気を「消費させる」ために、わざわざつくられた施設もあると言っていました。

そして、節電と自然エネルギーへの転換により、火力などの枯渇性エネルギーでない電気を使っていくことができ、電気供給を上手く分け合える方法「スマートグリッド」が広まれば、電気・原発の解決や戦争を無くすことにも繋がっていくようです。

これからの自然エネルギーとして、海上に浮かべる風力発電や、波の揺れでタービンを回す発電。屎尿や生ゴミからメタンガスを発生させての発電。火山の国を活かした地熱発電。最近ではアンモニアを利用した低温で効率の良い発電が出来る地熱もある。水力発電もダムをつくらずに同じ量の電気をつくる方法があるようです。そして、森林の資源を利用した木質バイオマスエネルギー。

日本は、スマートグリッドに欠かせない5つの要素である「省エネ製品・バッテリー・電気自動車・自然エネルギー・IT技術」の全てを備えている国なので、これが実現すれば化石燃料を輸入する為の年間20兆円を国内の経済活性化に使えるし、技術の国として再び成長していくことができると言っていました。

一番問題なのは、日本は電力会社に支配されているということ。電力会社の広告費は年間1000億円を超え、その恩恵を受けている人たちは何も言えず。多くの金融機関も電力会社に助けられている部分が大きく、言うことを聞くしかない。しかもそのお金は電気料金として回収する仕組み。肝心な送電線も独占している為、国民もそれに従うしかないという状態。

そこで田中さんが提案するのは「電気の自給」。最近のソーラーパネルやバッテリー、省エネ製品を使えば6~8畳の太陽光発電で足りるそうです。生活の電気を自給し、電力会社に余計なお金を廻さないことで、今の流れを変えていく必要があると言っていました。

田中さんが凄いところは、問題を訴えるだけでなく、みんなが納得出来るような解決方法も提案していることにあると思います。そしてそれをデータやグラフで分かりやすく説明するプレゼンテーションも見事でした。

森林の問題も、分かりやすい1つの方向性をちゃんと提案したいと考えています。今日はいろんな勉強になりました。これをきっかけに、電気の問題に対しても具体的な行動をしていこうと思います。
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by nipponhike | 2011-09-12 10:38 | ■見学

2011年 9月10日(土) 雨 のち 晴れ ②

NPO法人 もりねっと 「薪割り交流会」

またさん一家に感謝しながらお別れをして、旭川に北上しました。そして、NPOもりねっと主催の「薪割り交流会」に参加しました。

「NPO法人 もりねっと」は、環境に配慮した林業を促進や、市民に森についてを伝えること、「活かす」「つなぐ」をキーワードとし、100年先の森林・林業の在り方を提案していく組織です。つまり林業にも、丁寧な林業と乱雑な林業があるということです。

今日の薪割り交流会は、会員や一般の人に薪割り体験や屋外料理を通して自然の力や大切さを感じてもらうイベントです。

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まずは丸太をチェーンソーで30cmくらいに斬る作業です。初めてのチェーンソー、スタッフのレクチャー通りにやったら簡単に丸太を切ることが出来ました。現在の林業はノコギリやナタではなく、チェーンソーが基本です。

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次は薪割り。丸太の真ん中を狙うのが難しいですが、うまくいけばパカッと気持ち良く割れます。薪割りが今後の僕の日常になると思うと楽しいです。

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みんなで割った薪を使ってお昼ご飯をつくります。差し入れのパンや枝豆、カボチャにシチューが乗ったものなどと一緒に美味しくいただき、薪割り交流会は無事終わりました。

そして今回のイベントに、もりねっとの立ち上げから関わっている人が来ていたので、林業と動物の関係などについて伺いました。

林業で課題になっているのは「伐った木をどのように運び出すか」ということ。森の成長を見据えた間伐をして丁寧に運び出すのと、目先の利益だけを考えた間伐で、ブルドーザーで強引に運び出すのとでは、同じ間伐作業でも森林にかける負担が全然違うそうです。そして残念ながら、後者のほうが割合として多いというのです。

人工林を動物が棲めるように戻すには長い時間が必要で、間伐してもそこに笹が生えてきて、ドングリの木が成長しにくい状態になることもあるようで、元に戻す作業は簡単ではないようです。今はこれ以上人工林を増やさずに林業を行い、少しずつ森林を再生させていくというやり方を行っています。

ヒグマは80年代の悲惨な政策により激減したが、今は少しずつ増えていると教えてくれました。

その他にも、日本の国立公園は環境や動物の保護というよりも「景観」に重きを置いていて、そのような場所はだいたい火山地帯なのでもともと動物はそんなに棲んでいないこと。

緑豊かな先進国と言われているドイツは森林30%に対して、日本は60~70%というかなり高い森林率で、とても貴重な環境であるということ。

などなど、また少し日本の林業や動物の環境、世界的な価値について知ることが出来ました。
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by nipponhike | 2011-09-11 00:51 | ■見学

2011年 9月10日(土) 雨 のち 晴れ ①

今日で4ヶ月が経ちました

5月に出発した時は苗だった稲が、すっかり成長して金色の稲穂になりました。長いような短いような旅、不思議な感覚です。

北海道は朝夕の気温がだいぶ下がり、もう秋が始まっています。

日々勉強。

日々感謝。

10月始めには神奈川に帰る予定。もう少し不思議が続きそうです。

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by nipponhike | 2011-09-10 22:31 | ■日記

2011年 9月9日(金) くもり ときどき 雨 ②

北海道空知郡南富良野町字落合:フォーチュン ベーグルズ

南富良野にある落合駅の裏手に、売り切れ次第終了の人気ベーグル店があるということで、行ってきました。

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またさんの知合いの大工さんとお店のオーナー2人で改装した店舗。扉ははヒモと重りを利用したアナログの自動扉で、入る時もワクワクします。オーナーは優しい人で、店を始めるまでの経緯や改装している時の話などをしてくれました。やっぱりみんな楽しそうです。

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朝ごはんに間に合うようにと、お店は朝の7時に開店。なので夜中の2時からつくり始めるそうです。ベーグルはどれも150円くらいで、クルミやイチジク、チーズ、そしてクランベリーやオレンジピールが入ったゲンバパン。自然なもちもち感が美味しいです。これはまたさんの家に持ち帰り、みんなで食べました。
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by nipponhike | 2011-09-10 22:23 | ■見学