ヒトリダチ

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2011年 7月9日(土) 晴れ ①

京都府南丹市美山町北宮ノ本3-2:
美山米パン 農家 吉之丞(きちのじょう)

京都の北、美山町という茅葺民家が多く残っている地域の中で、3年ほど前に夫婦で開いた農家の米パン屋「吉之丞」に行ってきました。

昨日は京都市にある米粉のパン屋に行ったのですが、残念ながらやっていませんでした。
また、京都市内は見所がありすぎたため別の機会に来るとして、全体をバイク散策した後に美山方面へ北上しました。

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38棟の茅葺民家が残る「かやぶきの里」の一画にある建物。農機具を置いていた建屋を、自分たちで手を入れてパン屋にしたそうです。近くの畑や田んぼでは、無農薬の野菜や米づくりに専念している「農家のパン屋」。

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営業時間「10時頃~米パン売切れまで/不定休あり」と書いてある看板。この土地の時間の流れ方に癒されました。ここのご主人に、自分もパン屋をやりたいと思っていると話したら、参考になったパン屋や、そのブログなどを教えてくれました。

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この土地で採れた「美山米」と「美山の清流」でつくった米パン。今まで食べた中で一番「香ばしさ」が美味しかったです。田んぼの前で食べるというロケーションも良かったです。新米の採れる10月頃はより美味しいと言ってました。
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by nipponhike | 2011-07-09 19:12 | ■見学

2011年 7月7日(木) 雨 ②

兵庫県西宮市分銅町1-4:日本熊森協会

本来動物が棲んでいた奥山の森を元の姿に取り戻そうと活動している自然保護団体「日本熊森協会」にお邪魔しました。僕がクマの現状について知るきっかけをくれた場所です。

日本の森林や動物について調べていくと、国の言っている事と保護団体の言っていることが違っている場合も多く、どれが真実か見極めるのが難しいことに気が付きます。そして、「自然保護団体」や「環境保護団体」と聞くと、どこか身を引いてしまうところがあると思います。僕もそのひとりでした。

この旅で最初に兵庫県に来た時は、何となく躊躇して熊森協会に行くのをやめていましたが、旅を続けていろいろな人の話を聞いていくうちに、やはり熊森協会は真っ当なことを言っていると確信が持てたので、今回、会長の森山まり子さんにお話を伺うことにしました。

熊森協会は、もともと学校の教師をしていた森山会長が、クマや森を守りたい一心で15年前に始められたそうです。今の活動の中心は20~30代の人たちで、自分たちはそのサポートに徹することで自然保護の道を切り開くやり方をしています。

最近の大きな動きとして、700人以上の政治家に1人ずつ会って、200人以上の共感を得て、今後は勉強会なども開きながらの保全活動を行っていくようです。熊森協会では僕の想像を越えたことが行われています。

日本と欧米の自然保護の意識や規模の違い、ドイツと日本の戦後の教育の違いや、昔の日本人の生き方の精神など、興味深い、驚くような話も教えてくれました。

僕のパンカフェ構想を話しましたが、上手く伝わらなかったのか、残念ながらあまり共感されませんでした。こういう時に自分の考えをちゃんと伝えられないことがとても悔しかったので、今後はそういう努力も必要だと感じました。
僕はこれからも、自分の思ったことに素直に行動するつもりです。

写真は、会長からいただいた熊森協会の誕生物語。

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by nipponhike | 2011-07-08 10:33 | ■見学

2011年 7月7日(木) 雨 ①

米粉パンめぐり

今日は神戸近辺にある、米粉パンを扱っているパン屋に3件ほど行ってみました。おかげで朝、昼、晩のご飯は米粉パンになってしまいましたが、美味しかったです。

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「山田錦パン工房」
日本酒のお米として有名な兵庫県産の「山田錦」を米粉にしてパンをつくっている、米粉パンの専門店。食パンやピザ、アップルパイなど種類も豊富でした。僕が買ったのは「ベーコン・チーズ クロワッサン」と「あんぱん」。

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「Pin De Dans パンドゥダン」
住宅街にある家の一階がパン屋になっているお店。小麦のパンが主で、米粉パンも少し扱っているところです。米粉パンは、焼き上がりが白いと米の甘みがおいしくて、キツネ色のは香ばしさが楽しめるようです。買ったのは、「米粉のブール」「米粉の白パン(抹茶あん入り)」「もち米マフィン」。

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「ぱん屋 五穀七福」
小麦や五穀、和の食材や海洋酵母にこだわったパン屋。店舗も「和」を意識してつくられているようでした。今回買った「五穀七福パン」と「15穀米パン」は、穀物の香りや甘みが詰まっていて美味しかったです。
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by nipponhike | 2011-07-08 08:47 | ■見学

2011年 7月6日(水) くもり のち 雨

米粉パンめぐり

今日は姫路まで移動して、米粉パンを扱っているお店に3件ほど行きました。姫路や神戸にはパン屋が多いのか、米粉パンのあるお店も多く見つけることが出来ました。

ここからだんだん日本海側に移動していきますが、その途中に気になる米粉パンのお店も幾つかあったので、しばらくはパン屋巡りが多くなりそうです。

今日行ったところは、無添加・無農薬などの材料にこだわっていたり、アレルギーに対しての工夫がされていたりなど、食の健康に対しての意識が高いパン屋でした。

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by nipponhike | 2011-07-06 21:29 | ■日記

2011年 7月5日(火) 晴れ ②

「森林再生で村おこし」:岡山県西粟倉村 その2

「間伐材を商品企画、販売する株式会社 西粟倉・森の学校」
村の森林組合と連携して、林業・商品企画・製品化・販売を村内で一貫したものづくりをしながら、森林や村内のツアー企画なども行うことで、西粟倉村から全国に情報発信している会社です。森林や人との関わり、資源の循環の大切さを多くの人に伝えるため、この村で2年前に企業したようです。

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廃校になってしまった影石小学校を村から借りて、その中に事務所や商品を並べたギャラリーがあります。2つの工房「木薫(もっくん)」や「ようび」のギャラリーもありました。

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体育館には、村の杉材でつくられたモデルルームの骨組みが建てられていました。室内だからこそ出来る骨組みでの展示。

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「若杉天然林」という、村からバイクで20分ほどのところに保護林として管理されている森林があります。1周1時間半くらいのコースを歩いてきました。ブナ林を中心に杉やミズナラ、カエデなど様々な樹種からなる森林で、綺麗な清流が流れていました。

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夕飯を食べに居酒屋に入ったら、偶然に森林組合の方がいました。
「もともと日本の森林は杉や桧は多くなくて、戦後の復興の際に関税をかける余裕もなく輸入材を使う状態があって、今後は建築材を国の財産として多く育てようという方針で全国に植林をしたけれど、木材として使える時には生活様式の変化や建築の効率化、市場に出回る安い輸入材の影響で、国産材の出番がなくなってしまった。。」という、現在の林業のベースについて教えてくれました。戦後の復興と森林の具体的な関係について初めて知りました。居酒屋での思わぬ収穫に感謝しました。
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by nipponhike | 2011-07-06 01:33 | ■見学

2011年 7月5日(火) 晴れ ①

「森林再生で村おこし」:岡山県西粟倉村 その1

人口約1600人。森林率95%。鳥取県と兵庫県の山の間、岡山県の谷間にある村。西粟倉村(にしあわくらそん)に来ました。

西粟倉村は、林業・工房・村人などが協力して、森林管理や再生、村おこしを同時に行い、50年後に次の世代へ美しい森林を残す取り組みをしている村です。今日は2つの工房と、森林や村の情報発信、村内ツアーなどを企画している会社、県境にある特別保護林など、いろいろなところを周りました。

「木の里工房 木薫(もっくん)」
20代に林業で山仕事をされていた方が、子どもたちに今の森林や木について伝えていきたいという想いから、5年前に始めた工房です。林業・製品・販売までを自社で行い、「森から子どもの笑顔まで」をコンセプトに、家具や玩具、店舗内装など、無垢の木を活かした製品をつくっています。
こちらの方には、僕のこれからの方向性についての相談や、会社の企業・経営の話、資金の話など、今後の現実的なアドバイスを親身に話してくれました。そして、企業をする際に読んだという本も譲っていただきました。

「木工房 ようび」
桧材や杉材を使った家具や、無垢材の小物の生活用品をつくっている、アイディアや造形センス、熱意が素晴らしい方の工房です。針葉樹と広葉樹では木の性質が異なるので、杉や桧で木組みの家具を完成させるまで普段の家具の10倍の時間が掛かったそうです。特に桧は家具の歴史が無いので、塗料も自ら2年かけてつくったそうです。努力の積み重ねで完成した家具は、全て針葉樹でつくったとは思えないシャープで綺麗な佇まいでした。
職人さんの、「エコや間伐材が企業のただのアピールとして使われることが多い中、間伐材をアピールせずに純粋に家具として良いものをつくりたかった。それが森林を考える家具職人としての自分の役割だと思う。」という話を聞いて、職人の誇りと技に感動しました。

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西粟倉村には、「FSC認証の森」として、美しい森林管理の基準に適しているエリアが多数あり、今後も次の世代のために拡大していくようです。
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by nipponhike | 2011-07-05 22:29 | ■見学

2011年 7月4日(月) くもり のち 雨 ②

美咲町のたまごかけごはん

今日は岡山市から鳥取方面へ向かう国道53号線を北上しました。その途中の「美咲町」というところで「たまごかけごはん」で有名なお店があったので、お昼に寄ることにしました。

美咲町には「棚田百選」といわれるような美しい棚田や、山が桜やツツジでいっぱいになるような景色で有名な町です。
この町には大きな養鶏場があることから「たまご」を使った町おこしが行われていて、その第1弾が「たまごかけごはん」。3年くらい前に「食堂 かめっち」ができました。

ご飯、卵、味噌汁、漬け物が付いた「黄福定食」は300円で、3種類の醤油ダレで楽しむことができます。また、卵とご飯のおかわりが自由なのには驚きました。そして、すごく美味しい。

卵はもちろん、米は美咲町で育てた棚田米で、味噌や醤油、漬け物なども地産のものにこだわってつくられています。
さらに、ご飯の器も「桜湖焼(おうこやき)」という美咲町の山土・田土を使い、町木の桜の灰を釉薬として焼いた器が使われています。

桜やツツジ、棚田に加えて、いろいろな想いが込もった「たまごかけごはん」があることで、町のことに興味を持ち、また美咲町に来たいと思いました。やはり食べ物の力はすごいなと改めて感じました。

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by nipponhike | 2011-07-04 22:34 | ■日記

2011年 7月4日(月) くもり のち 雨 ①

石窯+米粉+カフェ。という選択

やちむんの里の陶芸家、大嶺實清さんは言っていました。
「日本人ひとりひとりが自立して、行動していかないと、今の世の中は良くならない。」

南那珂森林組合(obisugi design)の方は言っていました。
「目先の利益ではなく、長期的な考え方でないと森林や林業は良くなっていかない。」

木工NCの日南家具工芸社の方は言っていました。
「ちゃんとしたものを買って、永く使おうと考える人が少なくなってきている。」

森林再生に限らず、今後の世の中が良い方向に進んでいくには、自分も含めたひとりひとりの意識や価値観が変わらないといけないのではないかと、旅をしていく中で感じることが多くなりました。
そのためには考え、感じ、気付くことが出来るような場所が必要なのではないかと思いました。

旅の途中に、間伐材を燃料にしているパン屋に出会い、とても興味を持っていました。
パン屋には老若男女、年齢問わずいろいろな人が来てくれると思います。そして、そこにゆっくりできる空間と少しのメッセージがあれば、何かを感じ取ってくれるかもしれません。それが森林再生や、そこに生きる動物との共存にも繋がってくると考えています。

最近人気があり、僕も好きな「米粉パン」ですが、国産の米粉を使うことで、食料自給率や輸入に頼りすぎない生活についても考えていけると思っています。もちろん小麦も国産で美味しいものはありますが、米は日本人にとって特別な存在なので、伝わりやすいのではないかと思いました。

森林再生と動物、そしてこれからのライフスタイルを意識したパンカフェ。ひとつの選択肢としてはいいのではないかと思っています。

写真は、今日の雨の中見た田園風景。

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by nipponhike | 2011-07-04 21:34 | ■日記

2011年 7月3日(日) 雨 のち くもり

原爆ドームと平和記念公園

朝、先輩と別れたあと、原爆ドームと平和記念公園に向かいました。天気が悪かったので、厳島神社がある宮島には別の機会に行くことにして、現在は岡山市まで移動しました。

公園内にある「平和記念資料館」には、原爆が投下された当時の状況について、展示物や映像などで詳しく説明されていました。

資料館では、日本は多大な犠牲・被害があったと説明されていますが、日本もまた満州事変などで他国の人達の多くを虐殺したことも記されていたことに、この資料館の存在意義を感じました。

日本を周ることで、少しづつですが国のことや歴史について、自分の中で繋がって来た気がします。

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by nipponhike | 2011-07-03 23:46 | ■日記

2011年 7月2日(土) くもり ときどき 雨

下関から長門、萩、そして広島へ

昨日の夕方、福岡県から山口県の下関に着きました。今日はそこから北上して、長門、萩を散策してから広島へ向かいました。

「こだまでしょうか、いいえ、誰でも。」のCMで最近話題の童謡詩人、金子みすゞさんの生まれ故郷、長門にある「金子みすゞ記念館」に行きました。みすゞさんが住んでいた日本家屋が再現された建物に資料館が隣接していて、26歳という若さでこの世を去るまでの生涯や、その時に書かれた詩の紹介されていました。

長門から少し東にある萩には、焼き物で有名な萩焼きと、日本の明治時代をつくったとまでいわれる吉田松陰さんの「松蔭神社」があります。他にも日本の歴史に出てくる人達の生まれ故郷でもあり、多くの政治家の故郷でもあります。四国で会った人に、「吉田松陰と萩はすごいぞ。」と教えてもらったので、松蔭神社に行ってきました。
無料のガイドがあったので、案内して貰いましたが、吉田松陰さんや当時の日本についてのことを何も知らない自分にはとても新鮮でした。今後も少しづつ学んでいこうと思います。

そして、萩から一気に広島へ向かいます。広島の途中で四国に渡ったので、原爆ドームのある広島市まではまだ行ってませんでした。あと、ちょうど「おすすめMAP」を提供してくれている先輩も広島に向かっているということだったので、会う約束をしました。お互い旅の途中に会えるなんておもしろいです。先輩とは「お好み焼き村」というところで夕飯を食べ、いろいろお話をしました。

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by nipponhike | 2011-07-03 15:18 | ■日記