ヒトリダチ

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2011年 5月18日(水) 晴れ ②

三重県伊勢市:伊勢神宮

フェリーの鳥羽港から30分くらい。伊勢神宮には、木曽ひのきや東濃ひのきが使われている歴史があるということで、建築物を見て来ました。

伊勢神宮は、20年毎に建物を新しく建て直して神様を祈る「式年遷宮(しきねんせんぐう)」という歴史があり、それを1300年も続けてきたそうです。神様を祈る理由のほかに、宮大工の技術伝承をするためという、興味深い話もありました。

20年に一度の建て替えで、かなりの木材を使うため、伊勢周辺の森林で間に合わなくなったところ、木曽や東濃ひのきを使ったという話もあります。このしきたりは大丈夫なんでしょうか?間伐とのバランスが気になります。

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歩くとひのきの香りがします◎沢山の人が歩く橋なのに、材と材のズレや隙間が全く無くて綺麗でした。日頃の手入れなのか職人の腕なのか分かりませんが、すごいと思いました。

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神宮内の木がとても立派でした。樹齢300年以上がいっぱい。
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by nipponhike | 2011-05-18 20:07 | ■見学

2011年 5月18日(水) 晴れ ①

伊勢湾フェリーで三重県へ

伊良湖岬からフェリーで三重県鳥羽市へ行きます。

今日は伊勢神宮の建物を見てから、熊野古道へ向かう途中でどこかで寝る予定。

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by nipponhike | 2011-05-18 13:12 | ■日記

2011年 5月17日(火) 晴れ

今は浜松にいます

美濃にいく途中で荷物がズレ落ちて、マフラーに当たった部分に穴が空いてしまったので、荷づくりの改良をしました。
いろいろ考えた結果、やっぱりリュックで背負ってくことに。

明日は伊良湖岬に向かって、フェリーで三重県に入ります。

写真は、美濃で有名な「うだつの町並み」。

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by nipponhike | 2011-05-17 10:12 | ■日記

2011年 5月13日(金) 晴れ ③

岐阜県美濃市曽代88番地:岐阜県立森林文化アカデミー

森林文化アカデミーは、木工に限らず林業や建築、地域の人たちと木や森林について学んでいく「木育」など、木を伐る人・木でつくる人・木を使う人、自然と人との新しい関わり方を探り、持続可能な循環型社会をつくっていく人材育成を目的とした学校です。

地下資源の大量消費に支えられた持続不能な今の社会を、循環型の社会に移行させるひとつの方法が、日本の隠れた財産である森林を再生させることです。ガソリンもあと50年と言われている現在、森林も含めた新しい考え方が必要だと思います。

ここでお話を伺った先生や職員の方々はとても情熱があり、人材育成をひとつの使命として取り組んでいるのが伝わってきました。

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岐阜県の間伐材を利用した建物。間伐の多い直径25㎝くらいの杉材が積極的に使われている。

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太い柱は使わず、細い材を格子状に組むことで、建物全体をひとつの構造体にして強度を出している。

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建築学科に入った1年生は、自分たちで考えた建物を学校内に建てるという授業がある。学校が学生によりつくられていくなんておもしろい。

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アカデミー近くのこの道の駅は、学生や先生が関わり間伐材を利用した建物になっている。

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道の駅内の食堂。椅子・テーブルは、不揃いの間伐材を上手く利用したデザインにしたそうです。
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by nipponhike | 2011-05-15 23:17 | ■見学

2011年 5月13日(金) 晴れ ②

岐阜県加茂郡白川町三川1539:木質バイオマス「森の発電所」

東濃ひのき製品流通センターには、製材・加工を行ったときに出る木屑や枝、建築廃材木などを燃料にして電気をつくる「木質バイオマス発電所」という施設もあります。

風力・水力・太陽光のような自然エネルギーのひとつで、今後注目されている発電方法です。

木は光合成によって周囲の二酸化炭素を吸収し、体内に固定しながら成長するので、その木を燃やして発生する二酸化炭素はもともと大気にあったもの。その二酸化炭素はまた森林に吸収されるので、木質バイオマスの二酸化炭素排出量は±0。これを「カーボンニュートラル」といって、化石燃料を燃やして発生する二酸化炭素とは仕組みが違うようです。またこれは、森林の育成・管理がちゃんとされていることも大切です。

今後の林業は、建築のほかにエネルギーの循環が大事なテーマになってきそうです。

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by nipponhike | 2011-05-15 20:37 | ■見学

2011年 5月13日(金) 晴れ ①

岐阜県加茂郡白川町三川1539:東濃ひのき製品流通センター

飛騨高山から下呂、そしてさらに南下すると白川という町があります。白川・黒川・赤川という3つの川が集まり飛騨川に合流する場所で、川がとてもきれいな町です。

岐阜県には「東濃(とうのう)ひのき」という、長野県の木曽ひのきに並ぶ有名なひのきがあり、白川町ではその東濃ひのきを管理する「東濃ひのき製品流通センター」という協同組合がありました。

東濃ひのきと木曽ひのきは、生育している地域が異なったことから呼び方が違うそうです。長野と岐阜を分けている御嶽山(おんたけさん)や阿寺山(あでらさん)の北側が木曽地方。南側が東濃地方ということ。東濃ひのきは70年、木曽ひのきは300年くらいの樹齢のものを使っていたということで、樹齢300年のひのきは直径1メートルくらいになります。木曽も東濃も伊勢神宮の建材に使われているそうです。現在の印象では、木曽は生活・工芸品。東濃は建築ですね。

今回は、はじめて林業関係の方に話を伺うことができました。
良い品質の木材をつくるには、伐ったらなるべく早く製材して適切な人工乾燥を行うこと。自然乾燥だと割れやすいこと。合法材・非合法材のこと。ひのきは、植えてから親子3代で育ててはじめて使うことができる大切な商品であること。それを知らないNPOなどに、早く間伐して燃やしてしまえと言われることもあることなど。現場で話を聞くことでいろいろなことが分かりました。

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by nipponhike | 2011-05-15 10:45 | ■見学

2011年 5月12日(木) 雨 ③

岐阜県高山市清見町牧ヶ洞846:オークビレッジ 森の博物館

オークビレッジのショールームには、「森の博物館」という展示スペースもありました。

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日本の代表的な木が、実際どんな製品に使われていているかが説明されていました。

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組木の実物がありました。組木は一度見てみたかったからすごく嬉しかった。ひとりで遠慮なく外したり組んだり遊んでしまった。組木すごい。

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オークビレッジとミズノは、「バットの森づくり」という活動を行っています。地元の野球少年たちとバットの木であるアオダモを植えることで、未来のバットの材料と子どもたちの興味ある分野から森や木を知ってもらおうという試み。
バットとしては直径25センチ必要だそうです。でもアオダモは10年で1センチ。。。大事に使わないと。
オークビレッジでは、折れたバットでもキーホルダーやストラップにして、そのお金の一部をバットの森に寄付してるらしい。木への強い愛情を感じます。
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by nipponhike | 2011-05-12 23:04 | ■見学

2011年 5月12日(木) 雨 ②

岐阜県高山市清見町牧ヶ洞846:オークビレッジ

森林たくみ塾から5分ほど走ったところに、積み木から建築まで製作している「オークビレッジ」のショールームに行って来ました。

ここは森林たくみ塾をつくったメーカーで、環境保全にも取り組んでおり、森とものづくりの循環社会を目指しているそうです。そして、「どんぐりの会」というNPOも設立していて、志と実行力の高さに驚きました。

オークビレッジではオリジナル商品のほかに、「more tree」という坂本龍一さんの環境保全を訴えるブランドの製品も幾つか請負っていて、デザイナー深澤直人さんの鳩時計もつくっているそうです。

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木の種類や、裏側の削り具合でドレミをつくっている木琴。他にもひとつずつ樹種の異なる積み木セットなどがあった。
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by nipponhike | 2011-05-12 22:11 | ■見学

2011年 5月12日(木) 雨 ①

岐阜県高山市清見町牧ヶ洞:森林たくみ塾

今日は、いちばん気になっている学校である「森林たくみ塾」を見学しました。

ここでは、そのまま商品になるものをつくりながら実践で覚える、いわゆる丁稚(でっち)方式で木工を教えてくれるところです。現場のスピード感や段取りも同時に身に付けることができる即戦力を育てるという考えがいいなと思ってました。

この塾は、「オークビレッジ」という家具・建築メーカーが、日本の木工技術を後世に伝えるに理想的な学校をつくろうとしたのが始まりです。

作業場を見学させてもらいましたが、制作途中の家具やパーツを組み付けたり仕上げたりしていました。4月から入った人たちの仕事や技術の教え方など、いろいろと丁寧に説明してくたことが嬉しかったです。

そして、岐阜県は森林保全活動と木工の関わりが他県より進んでいると感じているので、森林と地域の良い関係も学べそうなところが魅力です。

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by nipponhike | 2011-05-12 21:34 | ■見学

2011年 5月11日(水) 雨

長野県塩尻市大字木曽平沢:木曽くらしの工芸館(道の駅 木曽ならかわ)

今日は木曽ひのき。ひのきは水や湿気に強くいい香りがすることから、浴槽や風呂桶・まな板などに使われますが、それを高級材である木曽ひのきでつくった製品が見たかったので、「木曽くらしの工芸館」にやって来ました。

そして木曽では、ひのき製品以外に漆やロクロ、曲げわっぱなどの工芸品も有名なことが今日の見学でわかりました。

写真に撮れなかったけれど、木曽ひのきの淡い木目はきれいで、程よい重量感がそれぞれ使い勝手良さそうでした。木曽さわらという材は酸に強いらしく、飯台(酢飯をつくるおひつ)に使われていました。ひのきを薄くスライスした名刺やハガキもありました。

あと、98年のオリンピック入賞メダルには漆が使われていて、木曽の職人さんがつくったそうです。

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ケヤキの茶筒。蓋をしっかり密閉しながら、絶妙な心地良さで開け閉めできた。職人技。

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こちらもケヤキ。かたちも色もきれいな、ロクロでつくった湯呑み・ぐい呑みの漆仕上げ。
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by nipponhike | 2011-05-11 18:41 | ■見学