ヒトリダチ

カテゴリ:■見学( 95 )

2011年 9月27日(火) 晴れ ②

泡の湯 お客さんから山の情報

お湯から上がり帰る支度をしていると、後から入って来たおじいさんに声を掛けられ、マタギのことや山についての話になりました。

最近は秋になると「猿」が降りて来て、トウモロコシなどの農作物を荒らしたり、道路の真ん中に堂々と座り込んでしまったりなど、町の人は困っているようです。

「集落の人間が減ることで、集落の力が弱まり、動物が侵入してくるようになる。自然は思っているよりしたたかだ。」以前お話を伺った知床自然センターの人の言葉が浮かんできました。

昨日の館長の話では、「ナラ枯れ」や「ブナの葉喰い」が問題になっていて、どちらも害虫によるもののようです。その原因のひとつとして、「人が森を使わなくなった」ことも考えられるようです。
自然林でも、動物や人が程よく森を使うことで、森林は健康に保たれると前にも聞いたことがあります。「害虫」というよりも、窮屈な森を整理するための「森の使い」なのかもしれません。

最近は杉の花粉の量も増えていると聞きます。それは「森の叫び」なんじゃないかと誰かが言っていました。もう一度、森と暮らすことを考える人が増えたらいいなと思います。

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by nipponhike | 2011-09-27 20:27 | ■見学

2011年 9月26日(月) くもり

山形県西置賜郡小国町大字小玉川535-1:マタギの館

山形県の小国町という、新潟県との県境に近い町まで来ました。今日は小国町の小玉川(こたまがわ)にある「マタギの館」という資料館を見学します。

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小国町の山奥にある飯豊山(いいでさん)は日本百名山のひとつで、国立公園に指定されている地域です。その麓にある小玉川という集落が、マタギの里として有名で、ブナやナラなどの自然林に囲まれた、小川がとても綺麗な場所です。

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昭和30年頃の集落の写真。一年の半分は冬といわれる豪雪地帯に、この建屋で暮らしていたそうです。カモシカの毛皮を防寒着にして、暖を取りながら厳しい冬を過ごす情景が目に浮かびます。

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写真中央にあるのが「クマ槍」。
「鉄砲の無い時代、クマを戦いに適した場所に追い出して、そこでクマを驚かせる。クマは怒ると立ち上がるので、その時にクマの月の輪(胸にある模様)を狙って突く。」と書いてありました。槍は2mくらいの長さです。村を守るため、養うためにマタギは命がけでクマと戦っていたことが想像できます。

クマを捕らえると、その肉などの配当は、初心者でもベテランでも平等に分け与えることが決まっていたそうです。絶対服従のシカリ(リーダー)は居ましたが、それ以上に横の繋がりの強さもあることが、自然を生き抜く中で重要だったのではないでしょうか。今後の日本も「横の繋がり」がとても大切なのではと僕は思っています。

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マタギについて書かれた本も幾つか紹介されていました。マタギも謎の部分が多いようで、大学で研究している教授もいます。実は「マタギ」という語源もはっきりせず、江戸時代より前からその様な狩猟集団がいたそうですが、正確な発祥の地や年は分かっていません。縄文時代からの狩猟民族の系譜を伝える「生き証人」ともいわれているので、ずっと昔から山に残り、生きてきた人たちなのでしょうか。

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なんと、「マタギの館」の館長さんは、もともとマタギをやっていた人でした。今日は稲刈りや用事があって、少ししかお話をすることが出来ませんでしたが、阿仁町では全員亡くなってしまったと聞いていたので驚きました。小国町のマタギは何回かテレビで特集されたようで、そのビデオを見ながら最近の自然や動物についてを伺うことが出来ました。
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by nipponhike | 2011-09-27 09:22 | ■見学

2011年 9月24日(土) 雨 のち 晴れ ④

秋田県北秋田市阿仁打当陣場1-39:阿仁クマ牧場

マタギ資料館から数分のところに「クマ牧場」があることが分かったので、閉園ぎりぎりでしたが行ってみることにしました。

本州に棲息するクマは「ツキノワグマ」、北海道には「エゾヒグマ」というように、はっきりと別れています。ここのクマ牧場には100頭ものツキノワグマが飼育されていました。そして、僕はクマを見るのは初めてです。

園内をひと通り周ったあと、係りの人にいろいろ聞いてみました。ここのクマは少数の野生から少しずつ繁殖させて現在の数になっているということで、殆ど野生ではないそうです。僕は、里に降りてきて帰らないクマを保護しているのかと思ってましたが、違いました。

里に降りてきたクマは基本的に「猟友会」の人たちが対応します。人に危害を与える危険性が高い時は射殺されてしまうのですが、阿仁町では「奥山放獣」といって捕らえたクマを山の奥まで運び、トウガラシ成分のクマスプレーを浴びせて逃がすことで、里に降りて来ないようにするやり方で対応しているようです。

でも、クマは早朝に栗や柿を食べに来て、人間が起きる前に山に帰ることが多く、クマが現れる場所もだいたい分かっているので、人が気を付ければ大きな問題にはなりにくいそうです。昨日のおばあちゃんの話と重なります。

係りの人はクマは増えても減ってもいないという考えでした。でも正確な答えは無く、大学や一部のグループで研究や調査はしているけれど、クマの専門家という人は殆ど居ないそうです。クマは一日に20km以上も歩くこともあり、行動範囲が広い動物なので、調査が難しいということも教えてくれました。実は謎の多いクマですが、棲み分けさえ出来ていれば謎のままでも良いかなと僕は思います。

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僕はここを見て、正直に言うとかわいそうだなと思いました。下は全てコンクリート。木や緑は無く、クマの数に対して場所が狭い。時間が来ると餌が与えられて、それの繰り返し。ここで何か調査をしているわけでもないそうです。

わいどの木の社長が言った「動物は獲って食べるもの」の意味が少しわかった気がします。野生に生き、人間に負けたら食べられる。不自由に飼われるよりよほど自然だなと思えたのです。ただこれは、自然に対する感謝の思いがあってはじめて成立することです。やはり、マタギの精神ですね。
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by nipponhike | 2011-09-25 19:40 | ■見学

2011年 9月24日(土) 雨 のち 晴れ ③

秋田県北秋田市阿仁打当字仙北渡道上67:マタギ資料館

おばあちゃんに、次の目的地までの近道を教えてもらい、マタギの里と呼ばれる阿仁町の「マタギ資料館」を見学しました。

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動物や自然との共存について考えた時、「マタギ」の生活はとても大切な事を教えてくれると思い、多くのマタギが暮らしていたといわれる阿仁町を訪れました。
温泉施設「マタギの湯」に隣接する「マタギ資料館」には、マタギの自然に対する考え方や具体的な狩猟方法を通して、自然と共存していく精神を伝えるような展示がされていました。

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これは阿仁マタギの秘伝書「山立根本之巻(やまだちこんぽんのまき)」というマタギの許可証のようなものです。これをシカリ(リーダー)が持っていることで、藩境越えて全国で自由に狩猟することを許されたといいます。

マタギが猟をする際、様々な作法の中でこの秘伝書に祈りを捧げるなどにも使われ、精神的な支えでもあったようです。地域やマタギによって、幾つかの秘伝書があります。

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マタギは、春・夏・秋は山菜やキノコを採り、冬になると集団狩猟でクマを始めとした動物を捉え、生活の糧にしていました。木の葉が無く景色が白い冬はクマが見つけやすく、冬眠で鈍くなっているため、危険を最小限に出来たからというのと、必要以上に獲らないことで数を調整していたのではないでしょうか。

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山に入ることを山立(やまだち)といいます。山立の際にも縁起の良い日、悪い日があったり、前日から身を清める作法があったり、山立では「マタギことば」を使い、里でのことばを禁じているなど、様々な決まりごとがあります。ちなみにクマは「イタズ」と呼びます。
その他にも、山の神の怒りに触れないように、オコゼという醜い魚の干し物を携帯したりなど、作法の多さに驚きました。

シカリの命令は絶対服従で、一組3人~10人で狩猟を行います。クマを捕えた時にも儀式を行い、クマの頭を北に向けて塩をふって清めるなど、山や自然に対しての信仰 の深さに厳粛な思いになります。

生きることに対して全身全霊なマタギの姿勢はとても感慨深く、自然の恵みを受けることの重みを考えさせられます。
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by nipponhike | 2011-09-25 10:08 | ■見学

2011年 9月24日(土) 雨 のち 晴れ

秋田県山本郡二ツ井町田代:秋田天然杉保護林

秋田県の北部、白神山地の少し南にある内陸部に、秋田杉の天然保護林があるということで行ってきました。ここには「日本一の天然杉」といわれる立派な杉が立っています。

森林の入口に駐車場があり、ゆっくり写真を撮りながらでも40分ほどで周れる道のりなので、誰でも気軽に美しい天然林を楽しむことが出来ます。僕はクマ鈴と、一応クマスプレーを持って歩きました。

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入口から木道が設置され、その横を透き通った小さな川が流れています。道の周りには低い植物が生い茂っていて綺麗です。

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直径が1mを超える杉が平然と立っています。奥に見えるのは標準的な東屋ですが、杉の大きさが伝わるでしょうか。日の光が地面に届き、充分なスペースがあるため、周りにはちゃんと広葉樹も生える環境になっています。

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これが日本一高い天然杉です。高さ58mで、15階建てビルに相当。最大直径は164cm。樹齢は300年くらいと推定されています。こんなに真上を向いたのは久々でした。

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道の途中には早くも木の実が落ちていました。森を健康な状態に保てば、自然と循環するのだなと思いました。

森がいい土をつくり、美味しい水をつくり、そこに生きるものに与えることで、木は実をつくり、動物は森を耕す。そして山の水は川から海へ。人はその恩恵を受けて生きています。こういう場所に来ると、人は自然に生かされているんだなと、改めて強く感じてしまいます。来て良かった。
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by nipponhike | 2011-09-24 22:30 | ■見学

2011年 9月22日(木) 晴れ のち 雨

青森県下北郡風間浦村大字易国間字大川目6-7:わいどの木

何とか大間行きのフェリーに乗ることが出来たので、「青森ヒバ」を専門的に扱う木工房「わいどの木」にお邪魔しました。そして、気が付いたら従業員の方と一緒に、作業している自分がいました。

台風15号は夜中のうちに北海道を通過したようで、3時に目が覚めた時には雨も風も止んでいました。フェリーを調べると青森行きが欠航になり、大間行きの9:30発が出航可能となっていたので、4時頃に函館へ出発しました。

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大間フェリーから20分ほどにある、青森の木材として有名な「青森ヒバ」の製材・加工・商品開発を行っている工房「わいどの木」を訪ねます。こちらを経営している村口社長は気さくであったかい方で、工場や保管庫など案内していただきました。

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お店や工場、保管庫はヒバのいい香りでいっぱいです。ヒバには「ヒノキチオール」という成分が多く含まれていて、ヒノキのようないい香りがします。
青森ヒバは、抗菌、防虫、湿気にとても強い特性を持ち、薬剤注入などしなくてもシロアリやダニ、腐りに無縁で、人体には無害。神社仏閣の土台などにも使われるような優れた木材です。
「こんなに優れた木なのに、ハウスメーカーは曲がる、高いといって使いたがらない。木の特性を理解して適材適所に使う目を持っている大工は殆んど居なくなってしまった。」と社長は嘆いていました。

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工房を見ていると「おい、遊んでいけ。」と言われて、板と電動糸ノコを使わせてくれました。久々の工作にワクワクしながら、板を適当に切って紙やすりで仕上げました。楽しい。
そしたらまた社長がやって来て、「泊まってっていいから手伝ってくれ。」と言われて、風呂椅子の仕上げをやることになりました。ダボを打ち込み、それをノコギリで切り落とし、出た部分を紙やすりで平らにします。最後は椅子全体の辺を紙やすりで仕上げて出来上がり。やっぱり楽しいです。

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「おい、丸太が届いたから見てこい。」と言われたので外に出てみると、立派なヒバの丸太がトラックで運ばれて来たところでした。
青森のヒバ林は殆んどが「国有林」なため、買い付けは「競り」になり、その関係で木材価格が高くなってしまう悩みもあるようです。わいどの木では自社で製材・加工する事で、ヒバ材や商品の価格の上昇を抑えて販売しています。
国有林。聞こえはいいけど現場の人に言わせれば、山にとっても人にとっても、もっといいやり方があると社長は言っていました。

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わいどの木では、ヒバ材で建てられた素泊まり宿もやっていて、中の備品もヒバの手づくりでした。いつでも深呼吸がしたくなる気持ちの良い部屋に驚きましたが、より驚いたのは「総ヒバ風呂」です。
つくられて10年も経つというのに、お風呂はヒバのいい香りでいっぱいです。足を伸ばせるヒバの浴槽はとても気持ちが良かったです。

夕飯もご馳走になり、その時に山のことや動物のことについても聞くことが出来ました。
「動物は獲って食べるものだ。」と社長は言っていました。「日本人はもともと狩猟民族。昔は犬やスズメも食べていた。ニホンオオカミが絶滅して、生態系が崩れてしまい、クマも増えている。動物に対して可哀想とかいうのは変だ。」
子どもの時から、山と共に暮らしてきた人の言葉は胸に響きます。

「山や海から食べ物を戴いて生きて来たのに、今は原発などで自然を汚してしまって、どうしようも無い。」大間には原発が建設中です。最近は「自然環境」というものを、より視野を拡げて考える事も必要だなと思っています。そして、「食」を通して伝えられる事は多いなと改めて感じました。
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by nipponhike | 2011-09-23 12:19 | ■見学

2011年 9月11日(日) 晴れ

「エコ環境展 in 旭川」「田中 優さん 講演会」

今日は、旭川駅の近くで環境保全に関する展示イベントや講演会があったので、行ってきました。NPOもりねっとも参加しています。

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旭川市市民活動交流センター「CoCoDe」で行われた環境展は、環境団体による活動や商品、企業が提案する環境に配慮した製品などを紹介、販売していました。太陽光パネルやエコキュート、木質ペレットストーブ、手づくり体験コーナーなどがありました。

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屋外には、三菱と日産の電気自動車が展示されていました。残念ながら試乗は出来なかったです。

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今日、僕が一番興味があったのは「田中 優」さんの環境講演会です。田中さんは、地球温暖化やエネルギー問題、原発の問題を訴え続け、環境問題と経済問題を同時に良くしていく仕組みを思案し、提案している人です。2時間の講演を僕なりにまとめてみました。

化石燃料を始めとした天然資源があと数十年分しかないことや、それを奪い合うように戦争が起きていることの話から始まりました。
二酸化炭素などの温室効果ガスの殆どは産業が排出していること。ここで驚いたのは、一般家庭は全体の20%ほどの排出らしく、発電所や工場の排出を抑えない限り温暖化の解決はしないようです。日本家庭のライフスタイルについては既に世界で一番省エネな生活をしているそうです。でも僕はみんなの意識は大切だと思います。

そうして話は原発問題に入っていきます。なぜ地震の多い日本で、リスクが高い原発をつくるのか。それは電力会社のお金の仕組みが影響していて、高額な施設をつくるほどみんなからお金を貰えるようになっているからです。架空のニーズと施設をつくった結果、他の国の2倍ほどの電気料金になっているというのです。
しかも、コストが安いとされてきた原子力は今までの発電の中で最も高く、以前はキロワット時6円くらいだと言われてきたのが、本当は16円~20円で一番高いという事実が明らかになりました。

では今後どうしていくか、田中さんは自然エネルギーへの転換の前に「節電」が重要と言っています。電気は貯められないから年間のピーク時に合わせてつくるので、それを抑えれば全体の発電が抑えられる。そのピークの9割をつくっているのは事業者で、家庭では使っただけ単価が高くなるのに対し、事業者では安くなる仕組みが消費量を増やす原因になっているそうです。
そしてピーク電力の25%の発電所を減らすことは可能で、原発の設備は20%くらい。今までは必須と思われてきた原発が、少し工夫で必要なくなる。つまり推進、反対の以前に無くても大丈夫ということです。いつも問題になるダム建設も、原発の余った電気を「消費させる」ために、わざわざつくられた施設もあると言っていました。

そして、節電と自然エネルギーへの転換により、火力などの枯渇性エネルギーでない電気を使っていくことができ、電気供給を上手く分け合える方法「スマートグリッド」が広まれば、電気・原発の解決や戦争を無くすことにも繋がっていくようです。

これからの自然エネルギーとして、海上に浮かべる風力発電や、波の揺れでタービンを回す発電。屎尿や生ゴミからメタンガスを発生させての発電。火山の国を活かした地熱発電。最近ではアンモニアを利用した低温で効率の良い発電が出来る地熱もある。水力発電もダムをつくらずに同じ量の電気をつくる方法があるようです。そして、森林の資源を利用した木質バイオマスエネルギー。

日本は、スマートグリッドに欠かせない5つの要素である「省エネ製品・バッテリー・電気自動車・自然エネルギー・IT技術」の全てを備えている国なので、これが実現すれば化石燃料を輸入する為の年間20兆円を国内の経済活性化に使えるし、技術の国として再び成長していくことができると言っていました。

一番問題なのは、日本は電力会社に支配されているということ。電力会社の広告費は年間1000億円を超え、その恩恵を受けている人たちは何も言えず。多くの金融機関も電力会社に助けられている部分が大きく、言うことを聞くしかない。しかもそのお金は電気料金として回収する仕組み。肝心な送電線も独占している為、国民もそれに従うしかないという状態。

そこで田中さんが提案するのは「電気の自給」。最近のソーラーパネルやバッテリー、省エネ製品を使えば6~8畳の太陽光発電で足りるそうです。生活の電気を自給し、電力会社に余計なお金を廻さないことで、今の流れを変えていく必要があると言っていました。

田中さんが凄いところは、問題を訴えるだけでなく、みんなが納得出来るような解決方法も提案していることにあると思います。そしてそれをデータやグラフで分かりやすく説明するプレゼンテーションも見事でした。

森林の問題も、分かりやすい1つの方向性をちゃんと提案したいと考えています。今日はいろんな勉強になりました。これをきっかけに、電気の問題に対しても具体的な行動をしていこうと思います。
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by nipponhike | 2011-09-12 10:38 | ■見学

2011年 9月10日(土) 雨 のち 晴れ ②

NPO法人 もりねっと 「薪割り交流会」

またさん一家に感謝しながらお別れをして、旭川に北上しました。そして、NPOもりねっと主催の「薪割り交流会」に参加しました。

「NPO法人 もりねっと」は、環境に配慮した林業を促進や、市民に森についてを伝えること、「活かす」「つなぐ」をキーワードとし、100年先の森林・林業の在り方を提案していく組織です。つまり林業にも、丁寧な林業と乱雑な林業があるということです。

今日の薪割り交流会は、会員や一般の人に薪割り体験や屋外料理を通して自然の力や大切さを感じてもらうイベントです。

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まずは丸太をチェーンソーで30cmくらいに斬る作業です。初めてのチェーンソー、スタッフのレクチャー通りにやったら簡単に丸太を切ることが出来ました。現在の林業はノコギリやナタではなく、チェーンソーが基本です。

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次は薪割り。丸太の真ん中を狙うのが難しいですが、うまくいけばパカッと気持ち良く割れます。薪割りが今後の僕の日常になると思うと楽しいです。

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みんなで割った薪を使ってお昼ご飯をつくります。差し入れのパンや枝豆、カボチャにシチューが乗ったものなどと一緒に美味しくいただき、薪割り交流会は無事終わりました。

そして今回のイベントに、もりねっとの立ち上げから関わっている人が来ていたので、林業と動物の関係などについて伺いました。

林業で課題になっているのは「伐った木をどのように運び出すか」ということ。森の成長を見据えた間伐をして丁寧に運び出すのと、目先の利益だけを考えた間伐で、ブルドーザーで強引に運び出すのとでは、同じ間伐作業でも森林にかける負担が全然違うそうです。そして残念ながら、後者のほうが割合として多いというのです。

人工林を動物が棲めるように戻すには長い時間が必要で、間伐してもそこに笹が生えてきて、ドングリの木が成長しにくい状態になることもあるようで、元に戻す作業は簡単ではないようです。今はこれ以上人工林を増やさずに林業を行い、少しずつ森林を再生させていくというやり方を行っています。

ヒグマは80年代の悲惨な政策により激減したが、今は少しずつ増えていると教えてくれました。

その他にも、日本の国立公園は環境や動物の保護というよりも「景観」に重きを置いていて、そのような場所はだいたい火山地帯なのでもともと動物はそんなに棲んでいないこと。

緑豊かな先進国と言われているドイツは森林30%に対して、日本は60~70%というかなり高い森林率で、とても貴重な環境であるということ。

などなど、また少し日本の林業や動物の環境、世界的な価値について知ることが出来ました。
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by nipponhike | 2011-09-11 00:51 | ■見学

2011年 9月9日(金) くもり ときどき 雨 ②

北海道空知郡南富良野町字落合:フォーチュン ベーグルズ

南富良野にある落合駅の裏手に、売り切れ次第終了の人気ベーグル店があるということで、行ってきました。

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またさんの知合いの大工さんとお店のオーナー2人で改装した店舗。扉ははヒモと重りを利用したアナログの自動扉で、入る時もワクワクします。オーナーは優しい人で、店を始めるまでの経緯や改装している時の話などをしてくれました。やっぱりみんな楽しそうです。

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朝ごはんに間に合うようにと、お店は朝の7時に開店。なので夜中の2時からつくり始めるそうです。ベーグルはどれも150円くらいで、クルミやイチジク、チーズ、そしてクランベリーやオレンジピールが入ったゲンバパン。自然なもちもち感が美味しいです。これはまたさんの家に持ち帰り、みんなで食べました。
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by nipponhike | 2011-09-10 22:23 | ■見学

2011年 9月9日(金) くもり ときどき 雨 ①

北海道空知郡南富良野町幾寅155:
林の中のカフェ工房 人来瑠(ニングル)

今いる中富良野町から1時間ほど南下したところに、料理が美味しく、ちょっと変わったカフェがあるということで行ってきました。

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道の駅「みなみふらの」の少し北にあるパーキングの近くに、小さな林があり、その林のさらに奥にカフェ「人来瑠」のお店があります。小さな看板なので、知らないと通り過ぎてしまう隠れ家のようなカフェです。

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「ニングル」とは森の妖精(こびと)という意味です。子どもたちに夢を与えたい、大切なものを残していきたいという想いからそれに相応しい場所を探し、そこの納屋を1人でカフェに改装したそうです。

奥さんと2人でつくるメニューはオムライスカレー、パスタ、じゃがいもピザ、そしてケーキもありました。僕はピザ生地がじゃがいもになっているピザを食べました。

オーナーは焼き物の経験もあり、店内には小さいオカリナや手づくり雑貨が並べられています。

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僕のことを話したら、カフェやパン屋は精神力や体力が勝負だと教えてくれ、応援してくれました。影では大変な努力と苦労がありながら、それを活き活きした笑顔で話してくれます。僕もそうなれるように頑張ります。
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by nipponhike | 2011-09-10 21:27 | ■見学