ヒトリダチ

2011年 09月 11日 ( 1 )

2011年 9月10日(土) 雨 のち 晴れ ②

NPO法人 もりねっと 「薪割り交流会」

またさん一家に感謝しながらお別れをして、旭川に北上しました。そして、NPOもりねっと主催の「薪割り交流会」に参加しました。

「NPO法人 もりねっと」は、環境に配慮した林業を促進や、市民に森についてを伝えること、「活かす」「つなぐ」をキーワードとし、100年先の森林・林業の在り方を提案していく組織です。つまり林業にも、丁寧な林業と乱雑な林業があるということです。

今日の薪割り交流会は、会員や一般の人に薪割り体験や屋外料理を通して自然の力や大切さを感じてもらうイベントです。

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まずは丸太をチェーンソーで30cmくらいに斬る作業です。初めてのチェーンソー、スタッフのレクチャー通りにやったら簡単に丸太を切ることが出来ました。現在の林業はノコギリやナタではなく、チェーンソーが基本です。

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次は薪割り。丸太の真ん中を狙うのが難しいですが、うまくいけばパカッと気持ち良く割れます。薪割りが今後の僕の日常になると思うと楽しいです。

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みんなで割った薪を使ってお昼ご飯をつくります。差し入れのパンや枝豆、カボチャにシチューが乗ったものなどと一緒に美味しくいただき、薪割り交流会は無事終わりました。

そして今回のイベントに、もりねっとの立ち上げから関わっている人が来ていたので、林業と動物の関係などについて伺いました。

林業で課題になっているのは「伐った木をどのように運び出すか」ということ。森の成長を見据えた間伐をして丁寧に運び出すのと、目先の利益だけを考えた間伐で、ブルドーザーで強引に運び出すのとでは、同じ間伐作業でも森林にかける負担が全然違うそうです。そして残念ながら、後者のほうが割合として多いというのです。

人工林を動物が棲めるように戻すには長い時間が必要で、間伐してもそこに笹が生えてきて、ドングリの木が成長しにくい状態になることもあるようで、元に戻す作業は簡単ではないようです。今はこれ以上人工林を増やさずに林業を行い、少しずつ森林を再生させていくというやり方を行っています。

ヒグマは80年代の悲惨な政策により激減したが、今は少しずつ増えていると教えてくれました。

その他にも、日本の国立公園は環境や動物の保護というよりも「景観」に重きを置いていて、そのような場所はだいたい火山地帯なのでもともと動物はそんなに棲んでいないこと。

緑豊かな先進国と言われているドイツは森林30%に対して、日本は60~70%というかなり高い森林率で、とても貴重な環境であるということ。

などなど、また少し日本の林業や動物の環境、世界的な価値について知ることが出来ました。
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by nipponhike | 2011-09-11 00:51 | ■見学