ヒトリダチ

2011年 9月28日(水) 晴れ ①

マタギの館でのお話

今日は再び「マタギの館」にお邪魔して、テレビ放映されたビデオを見せてもらいました。

マタギの館には食事処もあり、館長と調理のおばさんの2人で運営されているようです。館長はまだ留守ということで、おばさんとお茶をいただきながらビデオを見ていました。

おばさんは小国町の産まれで、山やマタギの話をしてくれました。昔は「マタギ」という呼び方はなく、みんな「山衆(やましゅう)」と言っていたそうです。「ここの人たちにとって狩りは生活そのものだから、海に漁師が出るのと一緒。特別な事だとは思ってなかったよ。」と聞いて確かにそうだよなと、言われて気付きました。

里に動物が降りてくるようになったのは30年くらい前からで、それまでは見かける事も珍しかったとか。最近は、秋の収穫期になると猿が農作物を食べてしまうのが問題ですが、毎日里に降りてくるのではなく、トウモロコシやサツマイモがちゃんと育った収穫直前に来るそうです。「そろそろ収穫だねえ。」など話していると、「ダメダメ。猿に聞こえるよ。」という会話があるくらい、いい時に猿は農作物を食べて帰って行く。人間より賢い。おばさんは言っていました。

去年は全国でクマの出没が多かったのですが、小国町も例外ではなく、怖くて山菜採りに行く人はほとんど居なかったと聞きました。「動物愛護の人たちは殺しちゃダメと言うけれど、仕方がない時もある。ここに住む人間の生活も考えて欲しい。」
自然の保護、共存という考え方に、いろんな所でズレが生じていることを感じました。

a0199145_7415727.jpg

[PR]
by nipponhike | 2011-09-29 07:40 | ■見学