ヒトリダチ

2011年 8月28日(日) 晴れ ②

NPO法人 森の生活:エッセンシャルオイルづくり体験プログラム

北海道の森林のうち人工林は30%になります。その中の半分が「トドマツ」という針葉樹です。森の生活では、そのトドマツを使ったエッセンシャルオイルの開発に成功し、現在は伐採から抽出までの体験プログラムも実施されています。今日の午後からは、そのプログラムを見学させていただきました。

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こちらは下川町が所有しているトドマツの人工林。一見綺麗な森林ですが、左に比べて右側が暗いのが分かるでしょうか。右側は間伐が進んでおらず、地面に日の光が届きにくい状態にあります。こちらから伐採を行い、オイルの原料になる枝葉を取る作業をします。
間伐をした際に不要になる枝や葉を何かに活かせないかという考えから、オイルづくりに行き着いたそうです。

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レクチャーを受けながら、幹にノコギリを入れていきます。基本は谷川に倒すようですが、樹木どうしの枝の絡みや木の重心、切り倒す着地点などを考慮して、山側に倒すことになりました。木の伐採を見るのは初めてです。

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ある程度切り込みを入れたら皆で倒す方向に押します。バキバキッという幹の折れる音や、周りの枝葉に擦れる音と共に木が倒れました。すごいような嬉しいような悲しいような、複雑な思いでした。

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倒した木のてっぺんに行き、トドマツの枝葉を取って行きます。エッセンシャルオイルは、主に葉と細い枝、マツボックリから抽出出来るようです。てっぺん付近には立派なマツボックリが沢山ありました。

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収穫したトドマツの枝葉。これから抽出を行う工場に持って行き、作業準備をして今日は終了です。この原料に高温の水蒸気を当てることでマツのオイル成分を蒸気に吸着させて、それを冷やすことでオイルと蒸留水が出てきます。オイルはエッセンシャルオイル、蒸留水は化粧水として使うことが出来ます。商品名は「フプの森」。フプとはアイヌ語でトドマツのことです。
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by nipponhike | 2011-08-29 05:39 | ■見学