ヒトリダチ

2011年 7月16日(土) 晴れ

ここでパンづくりを勉強できるかもしれません

長野県長野市の飯綱山の麓、飯綱高原スキー場の近くにある、2年ほど前に出来たパン工房「ベッカライ麦星(むぎぼし)」に行ってきました。こちらでは間伐材をつかった石窯パンをつくっているということで、是非行ってみたいと思っていた場所です。

a0199145_8445121.jpg
大きな山や高原に囲まれたパン工房。もともとレストランだったところに、手づくりの石窯やカウンターなどの設備をつくってあります。最近はカフェも始めたそうです。

a0199145_8445548.jpg
こちらでは「ライ麦パン」といって、大きくてどっしりとした重量感のあるパンをつくっています。ライ麦でつくったパンは小麦のパンと違って腹持ちが良く、食べ応えがあります。ドイツやオーストラリア、ロシアなどのヨーロッパで多く食べられているようです。

a0199145_8445862.jpg
カフェでいただいたスープセット。もちっとしたパンの中には、クルミやイチジク、ひまわりの種などが入っていました。ライ麦パンは中の色が黒くなっているのも特徴のひとつです。

a0199145_845265.jpg
ここの主人である鈴木寛さんは、以前は野鳥の会やアウトドアメーカーに務めていて、より積極的に自然の循環に関わる手段として「間伐材をつかったパン屋」の道を選び、東京にある天然酵母のパン屋やオーストリアのチロルで修行したのち、長野で工房を始めることになったそうです。
今回は運良く鈴木さんにお話を伺うことができました。自分の考えや今までの経緯を話したところ、鈴木さんも同じような考えでパン屋に辿り着いたことを話してくれました。

そして、「もし将来的にパン屋をやりたいと決まったら、うちで手伝ってくれてもいいよ。出来るだけ協力したいと思う。」と言ってくれたのです。

驚いて、始めは何を言っているのか分からなかったのですが、鈴木さんが様々な苦労をして東京や本場チロルで修得したものを、ひょっこり来た僕に教えてくれるというのです。これは、、すごい。。
僕はもう少し森林やクマについて勉強してから、また連絡させていただきます。その時はよろしくお願いしますと、少し放心状態で言ったと思います。

しかも、次の日の日曜は休みということもあって、夕方から東京のお友達の方々や、長野に住む音楽家の方たちが遊びに来て、僕も一緒に泊めさせてもらうことになりました。その後もライ麦パンについて教えてもらったり、旅の音楽家の丸山さんにボランティアに行くことを話したら、「被災地の子どもたちに是非」といって、すごく良く飛ぶ紙飛行機の作り方を教えてもらったりなど、もういろいろ。またすごい出逢いの一日になりました。

次の日、昼過ぎに皆さんとお別れして新潟へ向かいました。その途中、森のことやクマのこと、鈴木さんたちの優しさを思い出しながら走っていたら、涙が出て来ました。
[PR]
by nipponhike | 2011-07-18 06:44 | ■見学