ヒトリダチ

2011年 6月29日(水) 晴れ

製材所、木工所、橋の見学

昨日お世話になった森林組合の方に、日南市にある製材所や、木工のNC加工技術を持つ木工所、飫肥杉でつくられた橋を案内していただきました。昨日の午後から今日の午前中まで時間を割いていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

木の製品をNC(3次元加工機)で製作できる木工所「日南家具工芸社」は、日本でいち早くNC加工機を導入して、木を知り尽くした職人の方々が仕事をしています。
木の知識や木工の技術を持っている職人さんがNCを使うことにより、今まで出来ないとされていた木材加工が出来たり、精度の高い製品を効率良くつくることが可能になっているそうです。
昔の名車「トヨタ2000GT」の木製のハンドルは、ここでしかつくれなかったそうです。いろんな木工所を訪ねた結果、ここに相談したらすぐに解決したものも少なくないようです。
NC加工機もすごいですが、それを使う人によって可能性が無限に拡がるということが日南家具工芸社に来て良く分かりました。

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南那珂森林組合の製材所、飫肥杉を天然乾燥しているところ。乾燥期間は3ヶ月ほどで、木の水分が50%くらいのものを30%くらいになるまで乾燥させます。

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乾燥の終わったものはこちらで製材します。表面をカンナで処理すると、とても綺麗な木目が出てきます。

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こちらが、堀川運河に掛けられた「夢見橋」。飫肥杉と飫肥石でつくられたこの橋は、ネジや釘をいっさい使わず、「木組み」という伝統技術で建てられています。堀川運河は、山の木材を港まで運ぶために1686年につくられた、林業の歴史を持つ川です。

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夢見橋のホゾやダボ(木の接続部品)には、地元の子ども達など4000人もの夢が書き込まれていて、それらで木組みをすることで完成しています。外からは見えませんが、その分みんなでつくった達成感や一体感が強く感じられるのではないでしょうか。
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by nipponhike | 2011-06-30 10:15 | ■見学